八代ロータリークラブ｜熊本県八代市｜奉仕活動｜寄付活動｜会員の交流｜友好事業

　人生の折り返しの５０代も後半戦。世界中を苦しめたコロナウイルス感染症も何とか乗り越え、節目である還暦を目前に今の自分に何が出来るのか。多くの出会いを重ね、刺激を受け、身の丈に合わない挑戦も重ねてきました。そして八代ロータリークラブ第68代会長を拝命。これまでの経験を糧に最高の1年にしたい。そんな想いを一人でも多くのロータリアンに伝える1年にしたい。強い覚悟で臨みます。
　その第一歩が例会の改革。あるパストガバナーから、毎週の例会は命がけでやらなければならない。それが会長としての使命。強く共感しました。有意義で学び多き全力の例会。参加して良かったと感じる例会。参加者が求める例会。そんな例会を開催致します。また、第一例会セレモニーも拘りたいと思います。一人ひとりのロータリアンが自分の思いを語り、その思いを共有することで自らの活力とする。そんな時間を提供していきます。その為に毎月第一例会を会員卓話とし、様々な目線から八代ロータリークラブを見つめなおし、可能性を感じ、事業や地域への活力とします。会員卓話とする事でセレモニーの時間も充実したプランとします。ロータリーの基本である会員交流により、英知・勇気・情熱を体感します。その他、外部卓話や移動例会、会員交流事業を有効的に活用し例会を学び・刺激の多い時間とします。
　次に考えるのが組織としてのロータリーの魅力。RIや2720地区での研修や交流事業、情報配信を精査し必要なメニューを提供します。逆に歴史と伝統、組織として重要なルールを強く継承してきた八代ロータリークラブや各ロータリアンに必要としない事業に関しては、妥協なく判断していきます。但し、熊本第5グループでの大切な役割は藤井ガバナー補佐と連携し全うします。その為には会員増強と入会10年未満の会員へ研修事業推進。出席率が低下傾向にあるパスト会長の皆様にも協力を頂きながら、八代ロータリークラブとしての組織強化を推進していきます。

大切な自らの理念として捉える4つのテスト。
　・真実かどうか。
自分に嘘をついていないか。その判断は本心か。家族、社員、仲間に胸を張って判断が出来ているか。
　・みんなに公平か。
自己中心的な考え方になっていないか。利他の精神を忘れていないか。そこに愛はあるのか。
　・好意と友情を深めるか
以前は少し苦痛に感じた好意と友情を深める事も今は一番大切だと感じます。
　・みんなのためになるかどうか
多くの仲間の為に今の自分に出来る事は。その事を全力で考え行動する。
　ロータリークラブに入会したときは何も感じなかった4つのテストが、年を重ねるごとに自分の人生に大きな変化をもたらしました。一人の経営者として孤独を感じる事は少なくはありませんでした。しかし、正しい理念が加われば自分に変化が起こり、周りの家族や仲間の変化を感じる事が出来ました。
この組織に身を置かねば上辺だけの考え方として捉えていたことは間違いありません。そして今思うのはこの考え方が薄れてきていると感じます。言葉に出しにくい時代になっている。相手の事を本気で思うとはどういうことなのか。優しさとは何か。ハラスメントが蔓延した“恵まれた”昭和の時代から、今どんな判断がみんなのためになるかどうか。
　私は信じます。八代ロータリーの仲間が増え、心と心の絆を深め、全ての人・もの・環境に感謝し、今に生きる喜びを少しずつ意識ながらロータリーライフを楽しめば、自ずと道は開けてくると。
　私の所信。今期は特別な事は何もしません。ただ、会長として全力で八代ロータリーを満喫します。